花子(社会人)、太郎(高1)、次郎(小6)のある日の会話(標準語に翻訳済み)
ある日いきなりぽつりと次郎が呟いた。
次「俺ら何でこんなに似てないんだろう?」
学校で「お前ら兄弟似てないなー」と言われたという事は聞いていたが、気にしているという事はまた言われたのだろう。
花「それはだな、私らはみんな橋の下で拾われて来たが、全員違う橋の下で拾われて来たからだよ。私はJ橋、太郎はZ橋、お前はY橋だ」
しかし花子の言葉を遮るように、太郎が口を挟んだ。
太「いや、ごめん、あのよー、実は母ちゃん若い頃遊び人でよ」
何を言い出すのか太郎。
太「俺ら全員父ちゃん違う人なんだよ」
騙すならもっと真面目な顔で言えばいいものを、顔が半分笑っている。
と、ちらっと次郎の顔を見ると青ざめている。
花子は太郎に言った。
花「ちょっとやめてよー、次郎が本気にしてるでしょ」
そして次郎に取り繕った。
花「あのね、私らは似てないけど、それぞれ親には似てるでしょ?」
次「あーびっくりした、本当かと思った」
次郎は納得したようだった。
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